「Cloud Foundry 百日行」第32日目は,Markdown Previewerです。
最近はブラウザ上でMarkdownのプレビューを見ながら編集したりといったエディタアプリがたくさんあるようですが、今回のアプリは手元で作成したMarkdownFileをブラウザにドラッグするとプレビューとHTMLの出力が得ることが出来ます。
基本情報
手順の概要は以下の通りです。
- 1) ソースコードの取得
- 2) Cloud Foundry 環境へのプッシュ
- 3) 動作確認
1. ソースコードの取得
$ git clone https://github.com/komiya-atsushi/markdown-previewer.git
$ cd markdown-previewer
$ ls
css img index.html js README.md swf
アプリ作者の方が Node.js の環境やら Ruby の環境やらを整えたくないといったモチベーションで作られたそうなので Staticfile_buildpack
のみで行けます。
2. Cloud Foundry 環境へのプッシュ
そのままではBuildpackの選択が出来ずにエラーになってしまうので Staticfile
を作成します。
$ touch Staticfile
では cf push
しましょう。
$ cf push mark -m 64m
:
requested state: started
instances: 1/1
usage: 64M x 1 instances
urls: mark.10.244.0.34.xip.io
last uploaded: Fri Jul 17 00:49:50 UTC 2015
stack: cflinuxfs2
buildpack: Static file
state since cpu memory disk details
#0 running 2015-07-17 09:49:58 AM 0.0% 5.1M of 64M 0 of 1G
アプリが起動しました。
3. 動作確認
ブラウザからアプリにアクセスします。
アクセスしたら手元で作成したMarkdownFileを Drop your markdown file here
に投げ込みます。
表示されました。
画面左に目次も自動作成されています。
では次に HTMLタブ
を開いて見ましょう。
HTMLに変換されたソースが表示されます。
右上の CopyHTML
ボタンをクリックするとクリップボードにソースがコピーされます。
問題なく動作していそうですね。
余談
この百日行を通して初めてMarkdownで文章を書くことになった為、なんとか簡単にプレビューを見れないかといろいろ探していて見つけたのがこのアプリです。いろんな機能を持ったアプリはあるのですが、プレビューを簡単に見れてHTML出力してくれて、そして何と言ってもブラウザ上でページを誤って移動していちからやり直しの危険性が無いのが気に入っています。
今回使用したソフトウェア
- cf-release (v211)
https://github.com/cloudfoundry/cf-release/tree/v211
( https://github.com/cloudfoundry/cf-release/tree/2121dc6405e0f036efa4dba963f7f49b07e76ffa ) - bosh-lite
https://github.com/cloudfoundry/bosh-lite/tree/552dc6869600c5350eb7ffb4fb9c9c5e79e3889d - CF CLI (v6.11.2-2a26d55-2015-04-27T21:11:49+00:00)
https://github.com/cloudfoundry/cli/releases/tag/v6.11.2 - Markdown Previewer
https://github.com/komiya-atsushi/markdown-previewer/tree/6d25f0fd1c1228c896a7e5d97f5bf153e2a1975a